みなさん、「人材コーディネーター」というお仕事をご存じですか?
人材コーディネーターとは、人材派遣会社や人材紹介会社で求職者と企業の間に立って、さまざまな業務を行う職業です。具体的には、スタッフの募集、求人の作成・掲載、スタッフ登録対応、仕事紹介、職場見学のセッティング、雇用手続き、就業中のスタッフの対応など多岐にわたります。
仕事に応募したことがある人や、実際に就業したことがある人などは、人材コーディネーターと関わったことがあるかもしれません。
今日は、パーソルフィールドスタッフではたらく人材コーディネーターのとある一日を例に、人材コーディネーターとはどんな仕事なのかをご紹介します。
人材コーディネーターの一日
9:40 オフィスへ出社
この日は夜に求職者の方と会話をするため、遅めの出勤。
コーヒーを淹れて、一日のスイッチをオン。
パソコンを立ち上げ、今日のスケジュールを確認し、仕事の準備をします。
10:00 業務スタート
社内の業務連絡の確認、メールのチェック、応募者対応などを行います。
就業中のスタッフからの連絡や、仕事に関する問い合わせなども順次対応していきます。
10:30 朝礼
部署のメンバーたちと、前日の振り返りやその日の業務内容の共有、ルールのすり合わせなどを行います。
また現在、オフィスの垣根を越えたメンバーとチームを作り、課題解決に向けた様々な施策を実施しているのですが、その施策についての報告などもしています。よい取り組みは他のチームで取り入れたり、うまくいかない時は他のチームから意見をもらったりと、日々改善活動をしています。
11:00 選考、お仕事紹介、紹介など
お仕事にエントリーされた方へコンタクトを取ったりしながら選考を進め、スタッフを企業の担当者へ紹介します。その後スタッフの希望によっては、職場見学の日程調整を行います。
お仕事情報の作成
企業からご相談いただいたお仕事内容をシステムへ登録し、求人を掲載します。企業の意向と求職者のニーズをいかにマッチさせるかはコーディネーターの腕の見せどころ。過去の経験や想像力をはたらかせて、求職者に伝わる求人を作成します。
12:30 ランチ
持参したお弁当をオフィスで食べる人もいれば、外食をする人もいたりとさまざま。ほっと一息ついて、午後に向けてエネルギーチャージします。
13:30 午後の仕事スタート
午前に引き続き、応募者の対応や企業への紹介、お仕事情報の作成を行います。
15:00 ミーティング
部署内やチーム内、担当営業などと適宜ミーティングを行います。
チームで実施している施策の深堀りや、部署での課題、担当営業とオーダーについての話し合いなど、その内容は様々。スタッフや企業へよりよいご紹介ができるよう、定期的に話し合いを行います。
16:00 引き続き応募者対応など
17:00 営業との打ち合わせ、オーダー作成など
外回りから帰ってきた営業と、受注したオーダーのすり合わせを行います。求職者の目線に立ってさまざまな確認をし、システムに登録をして求人を掲載します。
18:00 スタッフフォロー
初日の就業を終えられたスタッフと電話で話し、一日の感想などを伺います。就業前は不安そうにされていた方も、実際の仕事を間近で見ることで今後のイメージが湧き、少し不安が取れたな、と感じることも多いです。
もちろん初日を終えたスタッフだけでなく、就業中のスタッフのフォローなども行います。
また現在別の会社で就業しながら転職活動をしているスタッフは、日中は連絡が取れないことも多いので、この時間にやりとりすることも多いです。
19:00 終業、帰宅
一区切りついたら、明日の準備などをして帰宅。
おつかれさまでした!
以上、人材コーディネーターのとある一日を時系列でご紹介しました。
企業・スタッフ・営業の3者間と仕事を進めるポジションなので、スケジュールは予定通りいかないことも多いです。優先順位を常に考えて効率的に進めることも、人材コーディネーターに求められる大切なスキルの一つです。
パーソルフィールドスタッフの人材コーディネーターは、世話焼きタイプが非常に多いです。もしかしたらそれが暑苦しいと思う方もいるかもしれませんが、不安なことなどはぜひ遠慮なく人材コーディネーターにご相談してみてくださいね。
おまけ
今回インタビューさせていただいた、神奈川コーディネートセンターのMさん。
休日はどんなことをしてリフレッシュしているか伺ったところ、「テーマを決めて、一定期間そのテーマに沿って行動する」とのこと。
例えば今月は「パン」というテーマだとすると、毎週末パン屋をめぐり、おいしいパンを探すそうです。筆者には何だか新鮮な予定の組み方で、聞いてワクワクしてしまいました。